サイトマップ サイトポリシー お問い合わせ
profile.png

ワークキャンプとは

ワークキャンプ

自ら労働を体験しながら現地の人々と交流する国際交流やボランティアの形態。大辞泉

ワークキャンプは国内・国外の様々な場所で行われているボランティアプロジェクトです。
世界の若者が2~3週間一緒に暮らし、その土地の住民たちと環境・文化保護、福祉、農村開発などに取り組みます。
ボランティア活動の一種であり、共同生活をすることが特徴の一つと言えます。

ワークキャンプの起源

pierl.jpg(13785 byte)

Pierre Ceresole
「以前の敵との和解は、いかなる物質利益も考えない、奉仕の精神にのみ基づく一般的な仕事によってなされる。」
これは、1919年、WW1終結後、オランダで開催された国際友和会(Iternational Fellowship of Reconciliation)の会議で決議された案件。スイスのキリスト教徒(クエーカーと呼ばれる一派に属する)ピエール・セレゾール(Pierre Ceresole)がそこに同席していました。
彼はその決議を具体化するものとして、国際労働キャンプ=ワークキャンプを提案したのでした。
そのような理由で、ピエール・セレゾールがワークキャンプの発案者と言われているのです。

ワークキャンプのはじまり

1920.jpg(31008 byte)

当時のワークキャンプの様子
セレゾールがワークキャンプを提案した翌年の1920年、フランスのヴェルダンに、若者の国際的集団が現れました。
ヴェルダンは第一次世界大戦時中最大の激戦地となり、完全に廃墟と化していました。
彼/彼女らが集まったのは、そこを復興再建するための作業に参加するためで、フランス、ドイツ、イギリス、オーストラリア、スイス、オランダ、ハンガリーから・・・
つい最近まで「敵」同志だった国々から集まった若者は、五ヶ月間寝食を共にし、家屋の建築、道路工事、整地、植林などの建設作業に従事したのでした。
これが世界最初のワークキャンプでした。それからワークキャンプは、国際的な規模で拡大されていきました。
しかし、若者たちの意志が世界へ伝わって行く間もなく、世界は第二次世界大戦へと突入してしまうのでした。

FIWCのワークキャンプ

キャンプ期間

FIWC関東委員会で行う国際ワークキャンプは、2週間~1ヶ月の間現地の村に住み込みます。
FIWC関東委員会では、日本国内、韓国、中国、ベトナム、フィリピン、ネパールにて、その地に住む人々達と、教育、福祉、医療、貧困、差別、偏見問題などに取り組む、ワークキャンプ活動を行っています。

韓国キャンプ

韓国では、FIWC関東委員会と韓国外国語大学の学生組織であるハナ会(ハナフェ)と合同で韓国各地にあるハンセン病快復村にて毎年夏にワークキャンプを実施しています。
道路整備・豚舎建築等村におけるインフラ整備、村人の手伝いや草刈り、家庭訪問・ホームステイを通して村人とキャンパーの交流を図る内容のワークキャンプを行ってきました。
これらの活動を通しハンセン病の正しい理解を得て、差別や偏見といった問題の解決に向けた活動を行っています。

中国キャンプ

中国では、現地NGO「家-JIA」のコーディネートのもと、中国人学生が組織するワークキャンプ団 体をはじめ、世界各国のワークキャンプ団体とともに、中国ハンセン病快復村においてワークキャンプを実施しています。ワークキャンプでは、主に以下の活動を行っています。
A. 生活環境改善事業(ワーク)
B. 村人の日常生活の手伝い(ハウスワーク)
C. 後遺症に対するデイリーケア
また、パーティなどを通して快復者、現地の人との「人と人とつながり」を大切にしていきます。さらに、近隣の村々における、ハンセン病快復者o患者に対する差別o偏見の問題の改善に取り組むと同時に、偏見・差別に関して我々自身の意識も見直します。

ベトナムキャンプ

ベトナムでは現地NGOの協力のもと、2010年8月よりハンセン病療養所・快復村においてワークキャンプを開始し、インフラ整備(シャワー建設、階段の修理など)や、村人やその家族など地元の方々との交流を図っています。2011年2月のキャンプからは中国人キャンパーも加わり、今後はベトナム・中国・日本の三ヵ国からの参加者を中心に、地元に根付いた更なる活動展開を目指しています。

フィリピンキャンプ

フィリピンでは、現地NGOと地方政府の協力のもと、農村部貧困地域におけるインフラ改善事業(井戸・水道タンク・配管整備、橋建設、ケアセンター建設など)や、村人を対象としたワークショップ、運動会などを開催しています。 また、それらを通して現地の人々との交流を図っています。同時に、ワークキャンプを通して村の活性化も目指しています。さらに、異なる社会で暮らす人々が抱える問題を共有し、自分の国の暮らしや文化を見つめ直すきっかけを作っています。

ネパールキャンプ

ネパールでは垣見一雅さん(OKバジ)と地元ユースクラブの協力のもと、農村部改善事業(学校建設、トイレ建設・設置、生活道路増強など)と、村人と共に楽しむイベントなどを行ってきました。
また、日本で集めた衣料などをネパールに届けたりもします。それらを通じて、日本人、ネパール人共に相互理解を図り、新しい視野を得るよう努めています。今後も、垣見さんコーディネートの元、ネパールの貧困農村部の確実に役立つインフラ整備、そして村の活性化を図っていきます。

いいからかん 片品キャンプ

群馬県片品村では、現地で自然農を実践されているプロジェクト「いいからかん」と連携し、百年後も農地として子孫に残せる農業をワーク(開墾・収穫・雑草取り等)とし活動しています。それらを通して、昔からのおばあちゃんの知恵、食の安全、自然との共存を学び、日常生活に活かそうとしています。
また、現地高校生を中心とした「KATUFE」(Katashina natural life《片品の当たり前の生活を意味する。》共に片品村をより良くしようというグループ)と連携を組み、片品の文化と学びの場を作っています。

気仙沼・唐桑キャンプ

2011年3月11日発生の東日本大震災後、宮城県気仙沼市唐桑町にて、行政、自治体、現地ボランティアセンター協力のもと、支援物資の配達、瓦礫の撤去作業、避難所の運営手伝い、在宅避難者へのケア、ボランティアセンター運営等をワークとした、救援・復興・復旧ワークキャンプを行っています。
その際、現地の人との関係を重視し、長期的視点にも立って、支援を続けています。また、自分の住む地域にも災害が起きることを鑑み、緊急時に備えた危機管理能力を養っています。

定例会

毎月第3土曜日13時から、キリスト友会東京月会の会堂(東京都港区三田4丁目8番19号)をお借りして、定例会議を行っています。各キャンプ活動・状況の報告、会計報告、他団体・機関からの告知、その他、必要に応じた議題を話し合っています。

その他

現地以外でも、上記事業に関する勉強会を行い、現地の問題と活動の成果を広く社会に向けて発信していくための活動を行っています。(お花見@多磨全生園など)
また幅広いネットワークを積極的に作っていくことにより、経験に基づくアイディア、情報を交換し、我々の知見を広げ、深めていきます。